2020年11月22日,23日と盛岡でカーリングの宮城県選手権がありました。
初戦,ストーンがすごく曲がるのでびっくりしました。
盛岡のカーリング場がオープンして以来ずっと「盛岡は曲がらない」というイメージがあったからです。
曲がらない原因は,盛岡の気候が乾燥していて,氷の表面が乾いているからなのだと思っていました。
ところが,今回は,ホッグラインの1mくらい前でスピードが落ちるとギュギュギュッとえらく曲がります。
どうしたんだろう?と思っていたら,盛岡のカーリング場の管理をしている人の話を聞くことができました。
すると,「この間,ストーンの下を削ったら,すごく曲がるようになった」というのです。
そんなこともあるのか…と,思っていたら,こんな論文が…。
世界で初めて、カーリングのストーンが氷上で曲がる現象に最も影響を与えているのはストーンの下部で氷と接触している部分の表面粗さとその面積であることを解明
北見工業大学の研究結果によると,ストーンが曲がる曲がらないは,氷の性質というよりも,ストーンの氷との接触面の影響が大きいということになります。
これまで,盛岡が曲がらなかったのは,ストーンの下がツルツルだったからということになります。
今後は,この研究を受けて,ストーン側のレギュレーションができていくのかもしれません。
次の仙台練習は,12月1日火曜日よる8時15分からです。
0 件のコメント:
コメントを投稿