仙台のリンクはふつうのスケート場です。ここで,カーリングの20キロのストーンを滑らせようと思っても,滑っていきません。それは,氷の表面がフラットすぎて,ストーンとの接触面が大きいからです。接触面が大きいと摩擦力がはたらいてブレーキがかかります。
そこで,氷の表面にジョウロのようなのもので水滴をまきます。すると,すぐにその水滴はかたまって,一面にツブツブができます。そのツブツブのおかげで接触面は小さくなり,ストーンは長距離すべるようになるというわけです。
しかし,水滴をまきっぱなしでは,さすがにツブがとがっていたり,高さにムラがあったりします。
そこで,ストーンでそのツブツブの上をつぶす作業をします。
ツブツブをペブルといい,この作業を〈ペブルつぶし〉といいます。
この写真は,ペブルつぶしをしているようす。ストーンを7個もならべ,ブラシをつかって,氷面を押して往復します。1往復もすると大腿筋に乳酸がたまる。
デリバリー練習前の準備運動にもなっています。
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